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悠久のティアブレイド

進められてプレイしました。
感想文書くねって話をしていたのでこっちに。
以下ネタバレ満載のため未プレイの方はご注意ください。



※「悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。






あんまり感想書くの得意じゃないので箇条書きでごめんなさい。
あとものすごい主観で言いたい放題なので肯定意見しかみたくない人は回れ右推奨です。

*プレイ順*
アタルヴァ→シュド→ヤジュル→ロウ→トゥルー


【現代イヴ】
・正直ここまで見た目幼いヒロインなので私のストライクゾーンからはズレてました
プレイ中もなんというかみんなに可愛がられる妹的な立場がしっくりきてしまったので
トゥルーエンドで終えて、その後ゆっくり成長していく過程でゆっくり恋愛を育んで欲しいなあって気持ちです
けど思ったよりお胸がしっかりあって(ここ重要)、
アタルヴァに触られた時は叩いてたしそういうところが幼女さより成長期の女の子って感じがしてそういった部分好きでした笑

・少しずつ元々あったはずの感情を取り戻していく過程の描写が好きです
無垢なまま3000年を生きてきて恐怖や激怒といったものがなかったのはとても納得であると同時に
クレイドルに本当に大切にされてきたんだなあって思うと、
彼は他攻略キャラにイヴを取られるのは嫁に出す気分なんだろうな…
その分彼女もまたクレイドルをとても大切にしていて素敵な関係性だなあと思います

・シュドやアタルヴァに懐いているイヴめっちゃかわいい


【シュド】
・え!?人気投票そんなに順位低いの!?と思いました私はシュド好きです

・社長としてお助け屋(何でも屋)してるシュドの人の良さは話を進めてとても理解しましたが
いやたぶんそれなくてもだいぶなお人好しなんじゃないかなあって思います
イヴに対してもいつでもまっすぐに誠実な彼がとても好きです

・初心で照れ屋で男女の秩序をすごい守るナイトでしたね可愛いね好きだよそういうところ
ヤジュルにそそのかされてテント内でのイヴちゃん可愛い談義で熱く語ってるのは
もう可愛すぎだなあ〜〜

・イヴを守る!っていう意思より病魔に冒されたと気づいた瞬間の現代シュドとして
自分の身を守りたいという感情が働いていたのはとても人間らしくて好きです
あの時に迷わず自分を捨てでもイヴを守る!って気持ちが優先されていたら
私はたぶん彼を好きとはそんなに言えなかった気がします
なんというか彼の根底に過去の騎士達との約束があって果たすために存在しているのは
理解できても現代のシュドとしての生を否定することは間違っていると思うので、
あそこで一度立ち止まってしまって、後悔して成長し向き合った上でイヴを守る選択を固める…
そんなシュドが私はとても好きです彼の恋の行方を応援したい

・過去で???のときから石川界人ボイスのせいで正体には気づいてましたが
やっぱり彼のルートやってやっぱりそうだったー!っていう答え合わせがとても楽しかったです
エルゼと一緒にイヴのことを護衛していたとかなんて美味しいポジション…いいね美女が多くて…(みんな彼持ちだけど…)

・元々疑似人類でというのにも驚きましたが地球上のいる人類は
みんなロウからつくられた疑似人類だったなんて…!びっくりしました
頭撃たれたくらいじゃ死なねーよ!なんてアタルヴァルートで言われたときは
何言ってんだこいつと思ってましたそういうことだったか…全然深い事考えてなかった…
っていうか疑似人類でも歳とったり寿命はくるんだよね…?(忘れた)
いつか遠い未来で本物の人間になれる(トゥルーエンドかな)っていう話は
もう脳みその話だけなんだろうか
だって生殖機能ついてるって…ついてるっていってた…すごい…
そういうことの説明をまさか補ってくれるとは……


【アタルヴァ】
・まさかのドジッ子天然ラッキースケベ枠…だと……
高所恐怖症になってしまった彼はよくお風呂の時にならなかったなと思いました
(まあ下が湖だったし死ぬ恐怖度では天井作業の方が遥か上なんだろうけども)
よかったね高所恐怖症になる前にみんなでティアブレお風呂入れて……(生暖かい眼差し)

・グラフィックがダントツで綺麗でアタイヴ?はとてもスチル映えするなあって思いました
スチルのアタルヴァはいつもとても優しい顔しているなあ

・ロウのバックアップのために生まれたんだよっていう設定には驚きつつ納得でした
他人の夢をそこまで見るんだもんね、そりゃなんかあるよねえって感じで
でもそれがロウなんだよって知ったときのアタルヴァの絶望はすごくわかる…あんな…あんな怖いロウみてればそうなるわ…
でもロウルートやって彼がそういうことを行った経緯がわかると切なかったです
アタルヴァが彼のことを前向きに認識できるロウルートやトゥルーエンドは優しい世界だった

・アタルヴァのバッドエンドはそういうバッドエンドなんだー!!!って鳥肌立ちました
ティアブレはどのルートも攻略キャラが生きてイヴが望まぬ形になるというバッドでしたが
アタルヴァとロウのバッドがすごくすごく好きです…すごく泣く…
アタルヴァバッドではイヴが過去イヴとなって彼の元へ戻ってくる…というバッドエンド…
過去イヴを求めていた彼(記憶の中と記憶を辿った彼)が
現代イヴと接触することによって恋をしてアタルヴァとして今の彼女を求めている
それ故に現代イヴが過去イヴに取り込まれてしまったというバッド展開は
ティアブレならではでアタルヴァというキャラクターをとても良く生かした話だったなあと
ロウの話はまた下で

・現代イヴは過去イヴの器、アタルヴァはロウの記憶のバックアップ
二人はとても似た存在でお互いがお互いに依存関係になるは過去イヴとロウと似ていて
さすが後継者(的存在)だなあと思います
そういうところのつくりこみが好きです


【ヤジュル】
・軟派男ヤジュルが好きだった!!!のに!!!
してやられました…ああ…裏切りもの〜〜〜うわーーーーーーーー!!!
まあビジュアル的に落ちないだろうと思ってたけどいやはやその展開は考えてなかったよ…
公式サイトもみてなかったので予想外だったーーーはーーーーーーー

・個人的に敵側に惹かれるという心理がイマイチわからない私なのですが
一時でも親しんで助け合う協力関係であったが故にイヴが彼のことを捨てきれない
というのには理解出来ましたがやっぱり私にはちょっと合わなかったなあ…ごめんね好きな人
彼の立場こそトゥルーエンドの終わり方でのイヴとの妙な関係性なのがいいなあって思います
彼はとてもいい兄貴ポジションとなってくれるんだろうなあと思います
(※ギル兄さんの代わりではない)

・彼の出生と生い立ちと野望は同意はできないけど納得しました
でもなあ…それでもなあ…んんん…君とは相容れないな私は(白目)

・いつか彼が本当の本当の彼(軟派男)になってくれたらいいなあ絶対ないだろうけど


【ロウ】
・3000年越しの両想いという絶対勝利をおさめるロウルートとトゥルーエンドは
本当によかったね…よかったね…これでようやくみんな安心して寝れるね…って気持ちです

・過去ロウの過去イヴに対するはっきりした恋心を持ち合わせていながら報われる事なく
独ぼっちで死ぬ事もできず生きているだろう彼女を想い続けて3000年もの悠久を経る…
という壮大かつ絶望のどん底を生き抜いた彼の苦しみは計り知れず
狂ってしまったのも死を得るためにイヴを求めるようになったというのもとても理解できました辛い

・最悪な事態になったとはいえアルカディアいなかったらきっとイヴに再会することも
ネオスフィアに辿り着く事もなかっただろうから最悪の中の奇跡だなあって思います
全部が全部なくてはならなかった再会だと思うとロウが報われないエンドはしんどすぎて
他攻略キャラのルートも好きなのですが、やはりロウと過去イヴには報われてもらわないと
この世に対する無慈悲に絶望するのでロウイヴ幸せになってくれ
でも現在イヴを失うのはアタルヴァにしたらバッドエンドである限りロウルートも辛いので
トゥルーエンドをやっぱり望みます

・ロウのバッドすごく衝撃的でクレイドルになったイヴ…
そんなイヴの存在受け止めてすごくすごく大事にして各地を放浪して一緒に最期を迎えるのが
すっごく辛いですがロウの3000年分の想いをあの言葉一つ一つに込められていて
優しいロウがたまらなく好きでした


【過去イヴ】
・なんていうか本当に可哀想だなあと思うけど
ヤジュルが何も知らないお姫様を嫌う気持ちもよくわかるなあって思います

・現代イヴと過去イヴのヒロイン闘争があると聞きましたが個人的にはどちらが欠けても
この話は成り立たないのでどっちがって決める必要あるの?って感じなので
どっちの方が好きとかないです
現代も過去もどちらも別人だと思うので(アタルヴァ達とロウが別人のように)
どちらもとても良きも悪きもあるヒロインだったと思います

・ロウへの気持ちにああいう状況になってから気づくというのが切ない…
というかよくそれで不死になることオッケーしたな君は…すごいな…
ロウに無意識に惹かれていたからなのか泣いてるロウに押されてなのか同情だったのか…
成り行きのままに二人で生きていたらどうなっていたのかはわからないですが、
イヴがちゃんとロウに向き合う事ができたことは本当によかったなあとも思います

・現代イヴのことを妹というふうに考えて手を取り合えたのがとてもよかったなあと思います


【クレイドル】
・ちびクレイドルが好きです

・ちびクレイドルの最後のスチルのところ本当によかった可愛かった…
っていうか近所の子供達から遊ばれているクレイドル…イヴがお姉さんだし…なんか可愛いね…

・大人クレイドルよりちびクレイドルの方が元のクレイドルっぽさを
シュドやアタルヴァの接し方見てても感じるのでやっぱりちびが好きだなあ…
どっちもクレイドル本人なんですけどね

・AIのクレイドルがこれから先途方もない独ぼっちになると自覚したときに
寂しいという感情がわいたのはアルカディアにも感情があるという風に捉えていいのかな
っていうかアルカディアなんかありそうだったけどそこらへんは言及なかったし
FDあるんですかね、気になります


【総括】
ロウと過去イヴが壮絶に辛過ぎて二人がしんどいゲーでした
シュドアタルヴァクレイドルの現代イヴに対する想いも
ロウヤジュルクレイドルの過去イヴに対する気持ちも
とてもしっかりつくりこまれ考えられていて面白かったです
ツボにかっちりとはまったらすごく好きでいられる作品だなあとも思いました

ストーリー・スチル・UI・BGM・システム・メインキャラ・サブキャラどれも
とてもレベルの高い作品でした!✧\\ ٩( 'ω' )و //✧

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